【10歳元服時の主人公他関係者纏め】

【内葉家操(佐助)】10歳


 身分 浪人


 ステータス(若年のためやや下限)

 健康95

 統率65

 武力75

 知力90

 教養85

 内政95


 スキル

 算術レベル5(Max)

 農業レベル5(前世補正)

 木工レベル3

 畜産レベル4(前世補正)

 剣術レベル3

 槍術レベル2

 弓道レベル3

 格闘レベル3

 料理レベル3

 書道レベル2

 製作レベル3


 資金·資産·領地 約6000貫


 概要

 ホームセンターとか言うトチ狂った転生特典を貰った転生者。

 尾張中村という主人公的立地でスタートする。

 村では養蜂を広めた事で村の特産品とすることで生活を大幅に改善し、村からは神童と呼ばれていた。

 秀吉の姉の智と結婚し、今は熱田の長屋で生活している。



 家族

【内葉智】10歳


 概要

 佐助の嫁。


 秀吉の姉で史実だと秀吉の一族の殆どが亡くなっている中で唯一子孫を後世に残し皇族として血を残し、92歳まで生きる健康ステータス99の健康チート。


 史実では秀吉との仲はあまりよろしくなかったらしいが、決定的亀裂が秀吉が家を飛び出した際に暴言を吐いたからという説があり、それが佐助の介入で史実よりも家族仲は良好かつ金銭的に余裕があったので秀吉との当たりも強くなく、良き姉として秀吉から慕われている。


 算術を習得済みで、佐助に習って文字の読み書きもある程度はできる。


 佐助の事を理想の夫と思っているが、佐助の能力的にどんどん身分の高いお嫁さんを貰うことになるんだろうなぁと思っている。


 現在は夫共々五位様の下でアルバイト中。



【内葉真鱈】33歳

 尾張中村領主の織田家(織田弾正忠家の分家 中村織田家)の庶子の更に子供。


 佐助の父親で中農の内葉家の大黒柱。


 2反の田畑を持ち、養蜂箱を1つ所有する。


 佐助のやりたいことを否定するのではなく、なるべく叶えさせようと立ち回り、結果佐助が村で高い評価を得られるきっかけを作り続けた。


 妻との出会いは合戦時に襲った村での戦果として攫ったのが始まり。



【内葉すみれ】30歳

 佐助の母親、名前はここで初登場


 基本的に物静かだが、真鱈との出会いは最悪だが、家族仲は悪くはない。


 伊達と佐助が立派に育って安堵している。



【内葉伊達】15歳

 佐助の兄、内葉家長男。


 2児の父親であり、読み書き算術を農民なのに高水準でこなす。


 佐助の事は弟として可愛がっており、弟のお零れで凄まじい利益を得れることに感謝している。


 佐助から椎茸畑を引き継ぎ、全て伊達が得て良いって言っているのに収穫の1割を佐助に送金し続けている。


 養蜂のおかげで武具や農具はほぼ新品で揃えられており、この時代の農民としては豪農並みの生活を送ることができている。



【内葉蜜璃】17歳

 佐助の義姉。


 おっとりとした性格ながら力持ちで伊達を支えている。


 まだまだバンバン子供を妊むつもり。



【内葉大和】3歳 【内葉武蔵】 1歳

 佐助の甥っ子。


 元気いっぱいに動き回る。




 中村の仲間達


【幸之助】10歳

 佐助の親友。


 中村に数軒しかない鍛冶屋の息子。


 佐助の無茶振りで色々な道具を作らされ、職人としての技術が上がった。


 コンパウンドボウ製作の共同制作者であり、中村でコンパウンドボウを作れるのは現状幸之助のみ。


 現在は独立するために父親の下で修行中。


 ちなみに転生者では無い。



【虎徹】10歳

 佐助の親友。


 中村の村長衆の家の1つで豪農の家。


 佐助から貰った薩摩芋の育成方法を他の村人に広めたりして村人からの信頼も厚い。


 中村の寺で佐助と一緒に勉学に励み、読み書き算術にトンチの効いた話術を学んだ。


 現在は武芸を磨きながら家で飼っている馬で村を駆け回ったりしている。


 そのため村から領主に緊急の連絡がある時は虎徹が馬で駆ける役目にもなっている。



【林伏龍丸】11歳

 尾張林家庶流で中村に土着した地侍の息子。


 一応武士階級であり、僅かながらの所領を持っている。


 体力はあるが運動音痴。


 ただ頭は良いので佐助とは算術バトルをよくしていた。


 そのため今ではそろばんを使わなくても高速で計算することが可能で、四則算を完璧に習得しているため中村の納税の手伝いとして重宝されている。


 ただ伏龍丸も次男なので家を継げない為、来年元服したらどうしようかと悩んでいる。


 今の予定では大黒兄さんの伝手で算術が得意なので働かせてもらえないかと交渉中。


 あと字がめちゃくちゃ綺麗。



【鹿之助】15歳

 中村の猟師。


 非力故に罠を使って獲物を捕らえる事をしていたが、佐助の作ったコンパウンドボウのおかげで弓を放てるようになり、村の若手で一番の猟師と言われている。


 佐助がいた頃は佐助にコンパウンドボウの調整と改良を依頼しながら、物々交換で肉と野菜や芋をよく交換していた。


 ちなみに普段は畑仕事もする。


 最初に射抜いた鹿の骨と角で作った被り物を猟をする時以外は被っており、変人扱いされている。



【園城寺笑安】40歳

 中村にある寺の和尚。


 元々比叡山延暦寺で修行をした高僧。


 ただ比叡山延暦寺の堕落を見てここに居ては腐ると思い、ある程度知見を得て高僧と呼ばれるようになるとさっさと下野し、尾張に流れ着く。


 腐ってない立派な坊さんであり、教養やユーモアに富み子供にも優しい。


 ただ酒が好きで、寺の中に酒蔵を作り小坊主達と酒造りをしている。


 佐助が酒粕を使ったパンを開発したことで、それを村に広め、酒粕にも付属価値を付け売るようになった。


 それと佐助が椎茸を納めたことによる利益も合わせて事で新しい酒蔵が建ったらしい。



【織田秀敏】?? 歳

 尾張中村領主。


 父親のところでも書いたが織田信秀の叔父。


 史実では兄の織田信定、織田信秀、織田信長と3代に仕えた忠臣。


 織田信秀が亡くなって織田家が分裂した際には中立を保ち、桶狭間前に信長の支配下に入ったとされる。


 ただ桶狭間の際に息子と孫を失ったことでやる気を失い1561年に桶狭間の事後処理が終わると出家、織田秀敏の領地だった尾張中村は中村重友の所領に移り変わったとされる。


 作中では名前だけの登場。





 その他知り合い


【大黒柳(大黒兄さん)】17歳

 津島大黒屋の店主。


 元々は熱田大黒屋の4男で店を継げる身分ではないので行商人としてスタート。


 中村にもよく滞在し、伊達や佐助の兄貴分として遊んでいた。


 中村が養蜂をやり始めて元々中村の販路を持っていたので蜂蜜や蜜蝋のビジネスに食い込み利益を拡大、トドメに佐助が椎茸を持ち込んだ事で利益が急上昇し、行商人から一転、津島の町に自らの店を開くことに成功した。


 基本的に食料品や薬の素となる食材を売買しており、椎茸で莫大な利益を出したので椎茸殿と周りから呼ばれていたりする。


 佐助との仲はズブズブで、佐助を全面的に支援する気満々である。


 椎茸以外でも蜂蜜等で確実に利益を出している。



【大黒豊】17歳

 大黒柳の嫁。


 元々薬師の娘だったが背が高く醜女扱いを受けていたが、顔立ちは美形で胸も大きく、器量良しと現代ならモデルかグラビアアイドルをしていたであろう人物。


 佐助の椎茸利益により店を持てるようになったため、父親も結婚の条件を満たしたと柳と結婚をした。


 現在は津島の町の大黒屋を切り盛りしている。



【氷室霞】12歳

 津島神社の巫女。


 おっとりとした性格で津島神社に参拝した佐助と出会う。


 なかなか会う機会が訪れてないが、美人だなぁと佐助の印象に強く残っていた。


 最近身長が急激に伸びている。



【山科助綱】34歳

 佐助の師匠。


 列記とした貴族であり、従二位権大納言山科言綱の次男で藤原北家四条家の分家で羽林家の家格である。


 家業として有職故実(朝廷や公家、武家の行事や法令・制度・風俗・習慣・官職・儀式・装束など)、特に服飾(装束・衣紋)、雅楽(笙)を行っており、家業を次男で継げない為に兄が全国に朝廷の活動資金を得るための旅をした際について回り、尾張に下野。


 尾張を中心に近隣勢力に京式の礼法を教え、織田家臣団に蹴鞠や和歌等を教育した。


 武芸でも荘園に入り込んだ賊を叩き潰すくらいには嗜んでおり、園城寺和尚の伝手で佐助を小者として働かせるつもりだったが、椎茸を積んだ事で弟子と同等に扱い、家操の操の字を与えるのだった。


 文武共に佐助の師といえ、現在佐助の士官先探しに協力している。






 時代背景


 戦国三英傑(信長、秀吉、家康)の父親達の時代で、織田信秀が一番勢力を誇った時代。


 ここから織田家は徐々に縮小していき、信秀が死んだ時点で大分裂する。


 史実だと尾張を織田信長が掌握するのに6年、今川勢力を駆逐するのに8年もの歳月をかける必要がある。


 今川義元最盛期とも言う。





 尾張について


 熱田や多くの港町、津島といった経済都市に支えられ、東国では随一の経済規模を誇る。(流石中京と呼ばれる場所だ)


 交易品が堺より流れてくるのが早く、鉄砲の伝播も他の家より早かった。


 そして土地も肥沃であり、不作が少なく石高も高い為に人口も多いが、飢える事があまり無い為か尾張兵は弱兵と呼ばれていた。


 信長も尾張の弱兵をどうにかしようと工夫した結果が常備兵とか鉄砲部隊の創設とか一昔前は言われていたが、どちらも史実の信長さんは美濃統一までは少なくともしていないようで……。


 じゃあなんで勝てたかと言うと桶狭間は凄まじい高度な読み合いに打ち勝ち、美濃攻略は斎藤家が自爆した面が大きい。(それでもめちゃくちゃ時間がかかっているが)


 佐助の世界線ではどうなっていくのかはまだ誰にもわからない

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