第27話 リレー方式

〜〜〜リモーロ島〜〜〜

日本からリモーロ島に、運んできた物資を、傘下組織の【巨大海賊団ビリジアン】の船に乗せている。今度は、正規の港に停泊予定だから、戦艦ではなく 木製の船に乗せている。

物資の中には、銃火器・食料・燃料などの、重要物資が入っている。


「ボス、そろそろ、出航出来ますよ。」


【巨大海賊団ビリジアン】のトップ、ジャレンスが、話し掛けてきた。


「了解、すぐ行く。」


〜〜〜アトリアの港〜〜〜

港には、船の長蛇の列があり、何か検査?をしてるらしい。

だが、僕達の船は長蛇の列を、避け受付に来た。


「あれ?並ばないの?」

「ボス、俺は、巨大海賊団トップですよ。港の職員に賄賂を渡して、便宜を図って貰うなど、朝飯前です。」

「へぇ~流石、巨大海賊。」


ジャレンスのお陰で、港の検査をスルーに成功した。一応 カモフラージュは、したので検査されても問題ない。


続いて、事務所まで運ぶ為【クィーン・ナイツ】の女頭領、マリアも、呼んどいた。

今 見るとマリアは、大人の女性で 非常に美人だった。

初対面の時は、【クィーン・ナイツ】の幹部を何人か、拉致したから、顔が異常に怖くて、直視をしなくて、気付かなかった。


「ボス、この荷物を事務所まで運べば、いいのね。」

「うん、お願いね、マリア。」

「それにしても、結構 荷物が多いね。全て、馬車に入るかな〜所で、何が入ってんの?」

「それ聞いちゃう〜 まぁ8割方は、 危険物かな。」

「えっ!急に爆発したりしない ?」

「その辺は大丈夫だよ、 安全に梱包してるから。」

「なら良かった。」

「頭領、荷物の運搬が、終わりました。」

「わかった。ボス、せっかくですので、馬車に乗りますか ?」

「じゃあ、乗ろうかな。」


〜〜〜馬車の中〜〜〜

あ!思い出した。マリアに聞きたい事があったんだ。


「マリア、この街で有名な、情報屋とか居ない?」

「情報屋?有名な所は、『ダイ』がやってる所かな。私も少しだけ、使うから。紹介する?」

「お願いしようかな。」

「了解、今日でいい?」

「荷物を、降ろしたらね。」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る