エクスカリバーの守り人

@kaburaryuunosuke

第1話 燃え盛る村

僕には、エクスカリバーの血が流れている。

僕のご先祖様は、数百年前にアーサー王から授かった剣。エクスカリバーを守ると言う氏名を受け先祖代々剣を守って来た。

その仮定で、僕たちは、エクスカリバー家と呼ばれる用になった。

ここまでが、村長から聞いた話だ。

「やーい、エクスカリバーもどき!」

僕を罵倒するのは、ニルだった。村長の孫で、僕より1歳年上の11歳だった。

エクスカリバー家が、崩壊した時に僕は、この村に預けられた。

それ以降は、村の人達が僕を育ててくれた。寝る場所は、村長の空き部屋で眠っていた。

何不自由ない、落ちついた生活。ずっとこの生活が続けば良いと思っていた。


「ア、、ルト 。アルト!起きてくれ」

僕は、いきなり村長に起こされた。窓の外から見える景色は、まだ夜更けだった。

「アルト、このバックと剣を持って逃げなさい。煙の森を一晩歩けば、王都に付くから」

初めは何を言っているのか、訳がわからなかった。

でも、かすかに匂う、煙の匂い。嫌な予感が、して外に出ると村は、燃えていた。

そこには、謎の黒いフードを被った組織が、テキパキと女子供もを集めていた。

「アルト、良く聞け。アイツらは、7年前エクスカリバー家を崩壊させたやつらだ。だから逃げろ!」

「でも、み、皆が」

「そんな事は、どうでも良い。この村は、エクスカリバー家に命を捧げると誓っている。だからおまえは、私たちの最後の希望何だ。だから生き延びてくれ」

僕は、村長の願いを聞きいれ。王都を目指した。

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