第3話
インカムでレジ応援に呼ばれた。
パタパタと列が
品出しに戻ろうとレジから離れようとしたら
「すみません、いいですか」と声が聞こえた。
振り返るとDVDの予約伝票を手にした
あの男性だった。
《そういえば久しぶりに見たな》
アーティストがB'zで限定版を予約していた。
《B'z好きなんだ。わたしと年齢近いのかな》
DVD引き取り時の事項を伝えたあと
なにか言いたそうな口の動きをしていたが
彼は普通の顔で去っていった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます