第10話
『すみません。仁...仁科葵はこちらに入院してますか?』
「は、はい。2階の225号室です。」
1秒でも早く顔が見たくて
エレベーターを待つ時間がもどかしかったわたしは
隣の非常階段を駆け上った。
『
「すぐ連絡できなくて心配かけた。検査続きで...」
『平気だよ!今、元気なんだから‼︎』
数日会わなかっただけなのに
話したいことがたくさんあり過ぎて
1ヶ月近く音信不通だったかような感じだった。
授業が終わったあと
面会時間に間に合う日は欠かさず病院に行った。
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