勇者、サボった姉に天罰を下す!

っていうか、どうすんの…、サボり。

「どうすればいいんだろう…とりあえず天界戻った方が良いの…?」

[俺は知らんぞ…?]

クズ勇者が。

[ひどくね…?]

っていうかルミ!早く天界行ってきな!

「行ってくるわ。」


とりあえずトランプでもして待ってよう?

うん。

[ババ抜きしようぜ?]

うん。

〜配り終わり〜

じゃあうちがルカの引くわ。

じゃあ私こいつの引くわ。

[じゃあ俺ルトのやつ引くわ。]

いやーん。変態〜。

[引くだけやん。]

げっ…

ふふっ

[ぎゃああああああああっっ]

君たちババ抜き下手なん…?ってあっ…

[お前も下手やん。]

げっ…また引いちまった…

[ぴゃああああああっ]

「って何やってんの…?さっきからババの引き合いしてるけど。」

[口出しするなあああっサボり魔女神っ]

「何だとクズ勇者っっ!!」

喧嘩はするなよ…?

「あっ、忘れてたっ、っていうか、ルト、ちょっと、二人で話たいことがあるの。」

えっ…わかった…


ねえ、なんなの…、何か言ってよっ…

「それがねっ…」

「私にっ、天罰をっ、下してくださいっ!」

は?

「だからっ、天罰下してって…」

何いってんの…?頭大丈夫…?

「大丈夫だって神様に言われたのっ!」

だからってダメだろ。

ってか神様ってお前じゃないの…?

「知らね〜。」

バカかよ。

「だからさ、天罰下して…?」

何すればいいの…?

「とりあえず、私が絶対に嫌だと思うことして見て?」

おっけぇ?とりあえず、、

サボり魔の女神さん。

「なっ、なにっ?」

この写真、何だっけ?

「いやああああああああああああああああああっ」


「ルト、そこまでするとは思ってなかったって。」

別にいいじゃんか。

「だって私のあの写真出してくるとは一回も思ってなかったんだが…」

この写真wwやっぱりこの写真最強www

「っていうかこれで天罰になったのかな…」

知らん!!

とりあえず何だけどさあ…、サボりの件、どうなったの…?

「だから、天罰下せばなんとかなるって言われた。」

でもさ、それって嘘っぽくね…?

「神様が嘘をつくわけ無いわっ!女神の仕事は妹に任せたからっ!月に一回かえんなきゃいけないんだけどね。」

あ、そうか。っていうか、ババ抜き!!

「あっ、ごめんて。」

早くしないと!!


[ぴゃああああっっ]

あっ、ババだっ!ってあっ…

俺のやつないのっ?

ああ、もう三回戦ぐらいしたんだけど…

「私も混ぜてよ!!」

じゃあ四人でババ抜きじゃなくて借金取りしない?

「おけおけやろう!!」

[置かれたぁっっ]

「ふっふっふっ、JOKERこそが最強なのだよ☆」

くそがっ、置けねえっ、パスっ…

よっしゃっラッキー!!

「最悪っなんで置けないのよぉっパスっ!」

[おっけ〜!上がり〜!]

こいつに負けるとか最悪何だけどっ…

「くそっ、パスっ…」

はい、パス3回したからドボン〜!!

「最悪っ私が最下位だなんてっ」

おっしゃ上がり!!

俺3位かよ〜。

こいつに負けたのは最悪だわ。

[なんでぇ?]






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