第4話 勇者、体育祭を経験する。
「今日は待ちに待ったっ!体育祭!!!!」
体育祭…?
「いぃや先生何回も説明してるし結構練習してるぅ〜!」
ってか、ルミ、何に出るの?
「私チア部だからっ!チアリーディングと、玉入れと、パン食い競争!!」
私は陸上部だからなぁ…。
「クラス選別リレー出るんでしょ〜?」
でるよ?クラスで一番速いからっ!
「すごっ」
でしょ〜?
〜チアリーディング〜
今、チアリーディングの披露してるんだよね。
瑠花〜!
「なに〜?」
ルミ可愛くね?
「マジでねっ」
〜玉入れ〜
「私頑張るから!!」
頑張ってね〜
おおっ!ルミすごい!
めっちゃ入れてる!!
「ルミすごいねぇ〜なんか変な力が入ってるくらいすごい…。」
ふ、不正…?
〜騎馬戦〜
行ってくるわ
「行ってら〜」
オラァっ
(ルトの圧勝)
えぐくね、ルト。
「確かに…」
ルミみたいに不正…?
「私不正してないしっ?」
お前嘘だろ。
「なっ、なにが〜(汗)」
ただいま〜
「どうだった?」
楽勝っ!
「あっ、そういう系ね?」
〜パン食い競争〜
「頑張るっ!!」
頑張れ〜(棒)
「ひどくね?」
「んぅっ」
食い意地だけはあるんだよね
ルトはパン食い競争でなかったの?
パンあんま好きじゃなくて…
そうなんだっ
(ルミ3位)
「なんか負けたっ(泣)」
おつかれ
おつかれ
「なんで二人に言われんの?」
それは知らん(同時)
〜障害物競争〜
「がんばれ〜」
頑張ってくるわ。
私も。
「ふたりともすごくね?めっちゃ早いし…」
(ルト2位、瑠花1位)
「瑠花すごくね?」
でしょ〜?
あの紐に引っかかってなければ買ってたのにっ!
「でもルト2位でしょ?」
でも〜
ま、なんか言うなら障害物競争で私に勝ってからね?
うざっ…
〜綱引き〜
んじゃ私行ってくる〜
瑠花ガンバ!
「頑張ってね〜っ!」
(瑠花の組2位)
くっそ
どしたん?
「あの組ずるいよね〜」
マジであいつら腕力エグいしやばいよね…
マジでふざけんなっ
「まあまあ…」
〜二人三脚〜
「じゃあ、双子の力、見せてやるからっ!」
じゃあ行ってくるわ。
頑張れ〜
(ルミとルト一位)
やっぱ双子すげえ。
「でしょ〜?」
そんな自慢することじゃねえだろ。
「自慢するっしょっ!双子だよっ!?」
いや別にたまたまだし…
たまたまだって、ルミ。
「ひどっ」
〜借り物競争〜
じゃあいってくるからっ
瑠花がんばれ
「頑張ってね!!」
元気すぎん?
(借り物→双子)
おっ?
ルミ〜ルト〜?
何?
「何??」
双子だから来て?
「おっけっ!」
(瑠花1位)
双子って狙ってるよね?
確かに
「そうだよね〜。次で最後じゃね?」
クラス対抗選抜リレー!!
みんな出るんだよね?
「うんっ!!」
〜選抜リレー〜
がんばるぞっ
せーのっ
おーーー!!!!
(ルト、瑠花、ルミのクラス1位)
よっしゃーーー!!
「さすがクラス一位!」
ルミも速いじゃん…
でも瑠花だって陸上部で結構早いよね?
まあそうだけど?
「なんか私だけ仲間はずれみたいじゃんっ」
それはないだろ。
「確かに…?」
体育祭、終わり!!!!
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