勇者、転生しました。

本書 こびん

第1話 勇者、死す。

俺は勇者ルト!

この世界を救うために勇者になった!!

今のところどんな敵も倒す負け無しの勇者だ!

絶対に魔王を倒す!!!!


今日はゴブリンの討伐か…、

「ぐああああっ」

「お前なんか一瞬で倒してやる!!」

ザシュっ

「ぐっああああっ」

よかった、倒せた、

負け無しは守らなければっ

後ろにっ、何かいるっ

「スラスラっ?」

スライム!?

こんな初期の敵に手こずるのは俺じゃない!

「すらっ?✨」

可愛いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいっっ


効果はバツグンだった。


くそっなんでこんな初期の敵にくっしているのだっ

俺が屈する理由がなっ、

「すらっ?(上目遣い)」


ぐっ


勇者は尊死した。




「ルト?ルト?」

はっ

ここは、どこだっ?


「おはようございます。」

だれだっ?

「私は大天使。あなたの転生先を決めてあげましょう。」

えっと、どこに行くんだろ、、まず転生ってなんだ?(メタいよ?)

「そうですねぇ、じゃあ、JKで!」

じぇ、じぇーけー?

って、何だ?

「いってらっしゃーーい!」

ちょっ、まてっ


んっ

なんだ、ここ

完全に庶民の家、、

なんだこの鉄の板は…

ピコンっ

ひいっ

なんなんだこの鉄の板っ

急に動いたぞっ?

「ルト〜?聞こえる〜?}

あっあのときの大天使!!お前なっ

「私のことは大天使じゃなくてルミってよんで?その鉄の板はスマホっていうの。

いろいろな事ができるわ。今からあなたには学校に通ってもらうわ。とりあえずこの世界の言語、ものなどの常識をあなたの頭に詰め込むわね。」


しゅううぃいいいいいいん


はっ

「大体は詰め込めたわね。あと、あんた女の子なんだからねっ!」

はいはい。

「あと、あんたにはJKになってもらいます!」

ってことは俺高校生?

「勉強はだいたい教えたでしょ?メイク道具もあるんだからメイクやってみなさいよ!ピアスの穴も空いてるし!髪も染めてあるわ!いい感じのギャルになってみなさい!」

メイク、やってみるか、、


〜メイク中〜


こんなんでいいのか?

「えっ?めっちゃメイク上手じゃーん!!てかめっちゃ可愛いっ♡私こんな顔においつをすることができて最高だわっ!私もJKなりたーい!それもギャルの!」

「おいしょっと!」

「やっほー!ルト!ルミだよーっ!私とルトは双子って言うことにしない?

そうじゃないと怪しまれるでしょ?」

ん。いーよ。

「えっいいの!?とりあえず入学手続きとかは私がもう済ませてあるから、今日を思いっきり楽しも!」

ちょっとまてって

「とりあえず服の確保。私にかかればお金はどれだけでも複製することができるからお金については気にしなくていいから。思う存分買って!」

じゃあ買いに行こ?

「おk」


移動中


「ついたっっ!!!!!」

とりあえずなんか買うか。

「とりあえず下着やさん行こ!!」

ん。

「ねぇ〜この下着合うと思うんだけどぉ?」

確かにいいかも?

じゃあこれ。

「おっ?乗り気?とりあえず買ってくるね!」


お会計中


「何あの下着、たっか…」

ごめんてぇ

「じゃあ次は服!」

「この服かわいい〜!ちょ、双子コーデにぴったりじゃーん!」

じゃあこれ?

「じゃあこれと〜、これとこれ、あとこれも〜!」

そんなに買ったら高くないか?

「だーかーら!お金のことは気にしなくていいの!」

はいはい。


お会計中


「高すぎん?」

だから言ったのに。

「おし!家具買お!」

おお!

「このソファーかわいー!!」

このベッド、いい

「いいよ!買お?」

うん!

「あとは〜クローゼットとか〜」


お会計中


「高くない?辛いんだけど…」

俺のせい??

「ルトのせいじゃないから!!あと俺じゃなくて私って言ってよ!」

わかった!


お家に帰り中


ねえルミ、疲れた

「ちょっとぉ、おいしょっと」

ありがと。

「別におんぶくらい普通でしょ。てか早く帰ってご飯食べよ?」

うん。


お家にて


「ご飯だよ〜」

ん。

「せーの!」

「いただきます!」

いただきます

ん!?✨

うまっ

「そうでしょ?私のご飯は世界一美味しいんだから!」

そうですね~。

「何その反応、じゃああんた明日からご飯なしだよ?」

それはやだ!

「はいはい。」

ごちそーさまでした!

「ごちそうさまでした。」

俺お風呂入ってきていい?

「いーよ!」

んじゃお先〜


「行っちゃった…、ってかルト可愛すぎんか!?

疲れたって可愛すぎんだろぉおおおお!!!!!!!!!」

「私、転生させて良かったかも…」

ねえ、ルミ姉〜、うるさい〜

「ごめんってぇ」

んー。


これが、私達の転生物語。





  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

勇者、転生しました。 本書 こびん @honnkakikobinn

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ