第26話
「レイン様!本当に大丈夫なのですか?!」
「そうですよ!あんなにロイド様のことをお慕いしていたのに…」
「うん!大丈夫!!」
私は2人に満面の笑みで、そう言った。
そんな中、王子たちは歩く私の背中を見ながら…
「なーんか呆気なかったね、抵抗もせずそのまま婚約破棄を受け入れちゃうなんて」
「レインちゃんは、ロイドのこと本当に好きじゃなかったのかな?」
「それか他に好きな人がいたとか?!ロイド兄さんはどう思う?」
目を輝かせ興味津々に話すプラム様。
「俺には関係ない」
そう言ってロイド様は、私とは逆の方向に歩き始めた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます