第16話

カイン「家の中にあるものは、何でも使ってくれて構わない。自由に使ってくれ。詳しいことは、また明日の朝に話す。とりあえず、ゆっくり休んでくれ。」


カインが微笑むと、


ルーシー「ありがとう、カインさん。」


と、ルーシーも微笑んだ。



次の日の朝。


カインとケインが1階に下りると、ルーシーが朝食の用意をしてくれていた。


ルーシー「おはようございます。カインさん、ケインさん。」


カイン「おはよう、ルーシー。」


ケイン「おはよう!朝起きて、ご飯が用意してあるなんて、“久しぶり”だ!ありがたい!」


喜ぶ、ケイン。


カイン「あぁ、助かる。だけど、無理はしなくていい。」


ルーシー「無理じゃないです。何かをしている方が、気が紛れるので………………。」


カイン「そうか。」

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