第220話

しばらく歩いて東エリアに入ると……………………?


「ん~~?ねぇ、ブラド。」


「どうした?リースさん。」


「何か………………つけられてる気がする。」


誰かにつけられてる。


「マジか?この東のエリアのボスも面倒だからな~。急いで南のエリアまで行こう!」


「何で?」


「南のエリアのボスは温厚的な奴だからさ。それぞれのエリアを越えて、手は出さないからな。」


「ふ~ん?」


「まぁ、とにかく行こうぜ!」


そして、足早に南のエリアにやって来た。


と、その時?


「よぉ、ブラド!」


ブラドと同じ背丈の茶髪の男が、オレ達の前に現れた。


「ロディ!」


ブラドが叫ぶ。


「あっ!」


オレは慌てて、ブラドの陰に隠れた。


私服姿のロディだ。


ロディも、今日は休みだ。

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