第165話
ルーシー「ねぇ、リースさん。なぜ、兵士に指導をしているの?」
リース「フィリップ王子に頼まれたから。アーク国でも教えてたからかな?『教える』というと、偉そうで嫌なんだけど………………。」
ルーシー「そうなの……………………。お城では、カインとケインは、どんな感じなの?」
リース「う~ん。人を寄せ付けない感じ。ルーシーといる時とは、違うみたい。特にカインは、ルーシーの前だと、すごく優しい顔になってるよ。」
カイン「そういうこと、本人の前で言うな。」
俺は、ムスっとして言う。
リース「カインもケインも、もう少し皆と話せばいいのに。何で、そんなに距離を置きたいの?」
ケイン「リースさんさぁ、込み入ったこと、ズバズバ聞いてくるよな………………。」
リース「うん。二人のこと、もっと知りたいもん。」
リースの言葉に、しばらく沈黙する。
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