第161話

そんな感じで、リースが中心になって、気付いたことを話し合った。


「自分の癖や悪いところは、意識をしているのと、していないのでは、同じ稽古をしても上達具合がちがいます。これからも、たまには、こういう時間を設けたいと思います。お互い、言いにくいかもしれないけど、少しずつでも意見交換をしていって下さい。」


『はい!』


そうして、昼の休憩に入り、夜まで稽古は続いた。


リースの指示で……………………。


「7時になったので、終わります。お疲れ様でした。」


『ありがとうございました!』


他の兵士達は訓練場から出ていき、俺とケイン、リースだけになった。

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