第148話
居酒屋に残っている俺は、グラスの酒を飲む………………。
リースさんが女………………。
「……………………マジか。………………………………!」
ふと、例の時のことを思い出す。
「あっ!あの時、俺が聞いた『声』は………………リースさんの!?……………………って、ヒューイ様がリースさんを抱いてたってことか!」
思わず赤面してしまう。
そして、また思い出す。
「うわぁぁぁぁぁ~~~~。俺、『声』を聞いたって………………リースさん本人に言ってしまってる!…………………………そりゃあ、リースさん………………気まずいな……………………。」
ヒューイ様がリースさんを抱いてる様子が頭に浮かび、俺自身、何とも言えない気分になった。
次の日。
今度は、俺がリースさんを避けてしまう。
「ブラド、おはよう。」
「!!お、おはようございます、リースさん。」
リースさんに声をかけられ、俺は赤くなり、慌て逃げた。
「ん?」
リースさんは、首を傾げた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます