第129話

「リース!大丈夫なのか?具合が悪くなって、コージーさんの家に運ばれたらしいじゃないか。」


「大丈夫だよ。今日は”あの日“で、お腹が痛かったから、コージーさんの家で休ませてもらってたの。」


今日は、何回も“この”説明してるな~。


「ヒューイ君、お疲れ様。今、一緒にご飯を食べてるが、ヒューイ君も食べていくか?」


コージーさんも玄関に来た。


「ありがとうございます。でも、またすぐに城に戻らないといけないので遠慮します。」


「そうか、分かった。」


「ヒューイ様、お疲れ様~。」


「ヒューイさん、お疲れ様です。」


ルミエル、レミさんも玄関に来た。


「リースの世話をしてくれて、ありがとうございました。」


ペコリとお辞儀する、ヒューイ。


「お世話だなんて、大したことはしてないわよ。それに、リースさんは家のお手伝いをしてくれてたの。」


「うん、そうなんです!一緒にご飯を作ったり、楽しかったです!」


ニコニコ笑顔の、ルミエル。


「そうか、よかったな。」


ヒューイも、ルミエルに微笑んだ。

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