第119話

リース「そうだったんだ~~。」


ブラド「ルミエルから”名前“は聞いてないけど、俺達には誰かは分かるよ。あんなに真っ直ぐな想いは、守ってやりたいし、叶えてやりたいよな。」


ロディ「あぁ。」


ヒューイ「その想いは、相手にも届いてる。この前、“想い人”から『一途に慕ってくれている子がいる。』って聞いた。」


リース「えぇ~~!?それで、どう思ってるって?」


ヒューイ「”想い“を受け止めてるだけだよ。年齢的にも、立場的にも、軽はずみなことはできないからな。」


リース「そっか~~オレもルミエルには、頑張って欲しいな~~。」


ブラド「あぁ。俺達は、ルミエルの為なら、何でも協力する。」


リース「そっか~~~…………………………。あっ、じゃぁさぁ~……………………?」


リースが兵士達に『あること』を聞くと、兵士達は大丈夫だと答えた。


……………………リースは、“そういう”つもりなんだな。


その後も酒が進むと、リースは眠ってしまった。


お開きになると、俺がリースを城に連れ帰った。

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