第86話

「そうだね。今のルミエルは、あの頃のオレみたいだね。」


オレの言葉に、


「はい!お父さんから、リースさんの容姿を聞いてたので、リースさんみたいに強くなれたらって、真似させてもらったんです!」


と、嬉しそうに答える、ルミエル。


「誰かに真似されたりとかなかったから、何か………………照れ臭いな。」


「気を悪くさせたら、ごめんなさいね。リースさん。」


「えっと、奥さん。気を悪くとか、そんなことはないよ。ちょっと、むず痒い感じがするだけだから。」


「そう、よかったわ。私の名前はレミよ。よろしくね、リースさん。」


「うん、レミさん。」


「じゃぁ、リース。少し待っててくれ。用意してくる。」


そう言うと、コージーさんは席を立った。


コージーさんが戻って来るまで、3人で話をして待っていた。


そして、コージーさんの用意ができると、二人で城に行った。

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