第83話

「兵士じゃないけど、お城で働いてる人?」


先を歩きながら、ルミエルが聞く。


「う~ん………………何て言えばいいのかな?しばらくの間、コージーさんと一緒に剣を教えることになってるよ。」


「へぇ~~凄いんだね~~!はい、ここがお風呂。バスタオルはここに置いておくね。」


「ありがとう。」


脱衣かごにバスタオルを置くと、ルミエルは浴室から出て行った。


そうして、オレはお風呂に入った。


上がると、朝ごはんを用意してくれていた。


コージーさん、奥さん、ルミエル、オレの4人で一緒にご飯を食べることに。


「ありがとうございます。頂きます。」


「食べたら俺もすぐに用意をするから、一緒に城に行こうか。」


服だけ着替えた、コージーさん。


「うん。」


オレは、食べながら答えた。

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