第82話

「コージーさん?その子がルミエル??」


オレが聞くと、


「あぁ。おはよう、リース。飲んでる時に寝てしまったから、俺の家に連れて来た。こんな姿で悪いな。」


と、ボサボサ頭と無精髭で寝ぼけ顔のコージーさんが答えた。


「リース、シャワー浴びるか?」


「えっと………………ヒューイ達が心配してるかもしれないから……………………。」


昨日、お風呂に入っていないから、シャワーは浴びたいけど………………。


「あぁ、その辺は大丈夫だ。昨日のうちに、俺の家に泊めるって伝えといた。だから、急がなくても大丈夫だ。」


「そうなんだ。ありがとう、コージーさん。」


「ルミエル。リースを風呂まで案内してやってくれ。」


「は~い。じゃぁ、リースさん。ついてきてね。」


「うん。お願いします。」


そうして、お風呂を借りることになった。

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