第69話

コージー「じゃぁ、次はリース。」


リース「オレはリース。17才。数ヵ月前から、ヒューイとファリスと一緒に旅をしてるよ。」


ブラド「なぁ、いろいろ質問していいか?」


リース「いいよ。オレも後で聞きたいことあるし。」


ブラド「まずは、コージーさんと知り合い?」


リース「うん。小さい頃にお世話になったんだ。」


ブラド「その辺、詳しく聞いていいか?」


リース「いいよ。10才の時、オレの住んでた村が熊の変異種の熊の群れに襲われて、ヒューイに助けてもらったんだ。オレ以外誰も助からなくて、身寄りがいなくなったんだ。それで、ヒューイの知り合いの剣の先生の所に預けられたの。その先生の所に剣を教わりに来てたのがコージーさん。ヒューイがいなくなってから、泣いてばかりのオレの面倒を見てくれたのがコージーさんだよ。」


アーサー「コージーさんが教わりに行ってたのは、ルークさんだよな?あの居合いは、ルークさん直伝か………………。」


コージー「あぁ。兵士長になる前に、2年間習いに行ってた時に知り合った。」

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