第30話
「コージーもヒューイ君達も、今日は俺に気を使わなくていい。敬語もいらないから、ゆっくり話してくれ。」
フィリップ王子は、そう言って微笑んだ。
ここからは、会話を中心に進めるため、「」の前に人物名を書きます。
リース「ねぇ、コージーさん。」
コージー「ん?何だ?」
リース「いつ兵士長になったの?」
コージー「今から3年前だ。」
リース「へぇ~。じゃぁ、先生の所から帰ってからなんだね~。」
コージー「あぁ。兵士長になるため、剣の腕を上げるために、ルーク先生の所に習いに行ってたんだ。」
リース「そうだったんだ~。あっ、そういえば、髪の毛は短くしたんだね!前は肩ぐらいまであったのに。」
コージー「あぁ。兵士長になる時に、今ぐらいに切った。俺も年をとったし、サッパリとな。はははっ。」
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