第14話

食堂、兵士の詰め所、訓練場。


順番に案内してくれる。


「ここが訓練場だよ。」


「覗いていい?」


オレが聞くと、


「もちろん。」


と、フィリップ王子。


10代後半から50代ぐらいまで、幅広い年齢の兵士がいる。


20才前後の兵士が多いみたいだな~。


オレがジロジロ見ていると、近くの兵士が近寄ってきた。


「フィリップ様。どうかされましたか?」


20才くらいの黒髪の目つきの鋭い兵士。


「ブラド。兵士長はいないのかい?」


「はい。すぐに戻るはずですが。」


「そうか。また、後で来ると伝えておいてくれ。」


「はい。分かりました。」


フィリップ王子と、ブラドと呼ばれた兵士の話が済むと、フィリップ王子は訓練場を出た。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る