第2話

ファリスは俺と同じ18才。


背は173センチらしい。


腰から剣を下げ、茶色の髪と瞳で、背中まである髪を一つに結んでいる。


ぱっと見、優男のハンサムだが、元『暗殺集団サイレント』の一員で、『瞬殺』と恐れられている。


ファリスが俺を殺そうと思えば、殺せると思う。


それぐらいの腕利きだ。


情報収集のために、女装をしたりする。


今は人殺しに嫌気が差してサイレントを抜け、俺と一緒に人助けの旅をしている。


そして、俺は背は178センチで、青い髪と瞳をしている。


昔は茶色だったが、強すぎる魔法の力を抑える為に、こんな色になってしまった。


俺は小さい頃から魔法が使える。


火や水を出したり、傷を治したりもできる。


この世界では魔法を使える人間は少ない。


だから俺は、剣とこの魔法の力で人助けをしている。


その為、いつからか『英雄』と呼ばれるようになった。


ファリスも傷を治したりなど、回復魔法だけ使えるみたいだ。

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