第8話
エドワードに案内されて客室に入る。
きれいに手入れされた広い部屋。
落ち着かずに、そわそわしていると、エドワードが声をかけてきた。
「ほらリース、こっちに座って。」
ソファーに座り、隣の席をポンポンと叩いている。
「さぁ、座ろう。」
ヒューイに手を引かれ、エドワードの隣に座らされる。
隣にヒューイも座り、エドワードとヒューイに挟まれる形になった。
三人がけのソファーだけど、男の人二人と一緒に座ると…ちょっとせまい。
それに男の人に挟まれて、ドキドキが止まらない。
ファリスが向かいのソファーに座り、ニヤニヤ笑っている。
ファリス~。
気付いてるなら…どうにかしてよ~。
目でファリスに訴えるが、視線をはずされてしまった。
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