第3話 最低だな

僕って最低だね。

人何人も殺して、わけもわからず廊下歩いて。

とっとと死ねよ。マジで。


「死んだほうが楽しい世界に行けそうだな。」

僕は持っていた拳銃を頭に突きつけ引き金を引いた。

僕は死にました。


そこは水の中だった。ふわふわする感覚。何も考えられない感覚

気持ちがいいな。水の中で息ができるとこんなに気持ちいんだ。

僕は目が覚めた。


そこは僕の家のベッドだった。

飽きるほど見た自分の家の天井。

そろそろ飽きてきたし。なんかポスターでも張ろうかな。


僕は状況が理解できないから普段通りの朝の支度をした。

時刻は午前5時。早く起きた俺はコンビニに行ってココアを買って

家で映画を見ながら飲む。日課になっていることだ。


コンビニに歩いていき値段に比べて大きめのいつものココアをレジに持って行った。

「またあなたは逃げるんですね。ここが別の世界とも知らずに」

意味不明なことを言っている。


しっかり会計をしてもらっているため文句は言えない。でも、疑問を口に出すのは悪いことではない。

「何言ってるんですか?別の世界って。」


「あ、、、やめてくれ。あ‘’!?」

店員は自分で箸を使って目を刺し。続いて首を刺した。

状況が理解できずに金だけおいてコンビニを後にした。


道を歩いているとなぜか朝早くに親と歩いている子供に指を刺された。

散歩かな?

「ねーねー、なんであのお兄さん生きてるのー?」


「死ぬ勇気がないから、仕方なく生きてるのよ。情けないわよね。」

その親子はこっちを見て嗤った。

親子は後ろからくる車に引かれて肉片となった。


家に帰るとリビングに手首を切って自殺している唯一の家族である兄が死んでいた。

テーブルに置かれた紙は「ごめんさない」の文字

僕は涙を流した。


僕は自分で自分の頭を拳銃で撃ちぬいた。

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