平成時代の部屋、家具類

・部屋の写真集・ムック本

都築響一の「TOKYO STYLE」1993年発売

川本史織 の「堕落部屋」 2013年発売

川本史織 の「作画資料写真集 女子部屋」2016年発売

男部屋だとsmartインテリアbookが遅くとも2001年から継続的に販売されているので参考になるかも。


・人をダメにするソファ

無印良品の「体にフィットするソファ」の初登場は2004年。

「人をダメにするソファ」と呼ばれるようになったのは2013年から14年と少し遅れます。

無印は2011年にリニューアルし、それがヒット、さらに「人をダメにするソファ」の呼称で認知度が高まり大ヒット、という流れのようです。

ヨギボーの設立は2009年で、日本で展開が始まったのは2014年。

ビーズクッションは2001年から、つまり無印の前からMOGUが販売していたもののソファタイプはなかったように思います。


ただし現在のビーズクッションとは少し違うようですが、Sacco ChairやBean bag chairと呼ばれるものが1968年に生まれています。

2004年の「体にフィットするソファ」発売以前に、似たようなものを描いてもあり得ない、ということはなさそうです。


・イケア、ニトリ、ニッセン

日本最初の店舗は2006年、2008年までに5店舗に。

オードリーがイケアのアームチェアを破壊したのが2016年。


ニトリが店舗数を増やす前は安い家具はホームセンターかニッセンが多かったような印象があります。

そのニッセンが大型家具から撤退したのは2016年。ニッセンの純利益が大きく落ちたのが2006年、2007年には赤字に。

スーパーにニッセンのカタログが置かれていたのは2010年代中頃まででしょうか。


・ヴィレヴァン

ヴィレヴァンのピークは経常利益が2012年、売上高は2015年。店舗数は恐らく2014年から15年がピークで、2015年から不採算店舗の整理が始まった。


・大中

1977年にダイエー傘下となったオリエンタル雑貨の大中は2014年に20店舗あったが、徐々に閉店し、2018年に最後の店舗である原宿店を閉店。

宇宙百貨は現在も名古屋に店舗があり、ネットショップも。


・3coins

1994年に誕生、2000年に16店舗でこの頃から全国展開へ。2010年に64店舗、2013年に100店舗、2018年に181店舗、2023年に300店舗。

ちなみに「プチプラ」という言葉は2010年頃から使われ始め、2016年から17年頃に定着したと考えてよさそうです。


・ファイヤーキングのブームと日本製

ファイヤーキングは1990年代終わりごろから人気となり2003年頃をピークに人気が減少。

しかし、2010年にファイヤーキングジャパンが設立され、日本でライセンス生産が始まる。


・ミニマリスト

ミニマリストは2015年の流行語大賞にノミネートされています。

Netflixの「KonMari」は2019年1月から。番組制作発表は2017年12月。

アメリカではミニマリストは2010年頃から増えてきたとされています。

近藤麻理恵の「人生がときめく片づけの魔法」の発売も2010年。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る