異世界事業と[処理済み]
('ω')
第1話
「・・・以上を持ちまして、世界渡航会議は終了となります。第一世界前線部隊はポータル移動準備をお願いします。その他の部隊は第一世界前線隊長の命令にしたがってください」
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扉が開き人が歩いてくる
「皆さん初めまして、第一世界前線部隊隊長、桐島 蒼です。部隊の名前はこれから第一前線と呼んでください。今から隊員のあなたたちにはポータル通過のためのアバターと装備を用意してもらいます。装備などの相談についてはAIが解説をしていますのでそちらに沿って選んでください。では解散」
「「「敬礼!」」」
隊長の号令で隊員が準備を開始する
自分の位置につくとAIが話しかけてくる。
『第一世界前線隊長から秘密裏の伝言を受けております。なおこのメールは読まれたと認識されたのちに即刻破棄されます。』
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CORD:CW***MSA12984
第一前線隊長桐島だ。
陸上SC特殊隊員としての任務がある。(以下SC隊員を甲、私を乙とする)
甲は異世界のある人物の誘拐、殺害及び、自部隊に所属させることが今回の任務である。ある人物は2体である。対象の人間関係及びその他に対象と重要な繋がりがあり、それなしでは鹵獲が難しいまたは、不可能と判断された場合は、乙に申請をすること。人物の詳細についてはポータルを過ぎてから通達する。
ではのちほど
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メールは破棄されました。
『次に一斉メールです。
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CORD:CS***KSDW195789
こんにちは第一前線隊長の桐島だ。
今回初めて実施する異世界前線では、敵が多種多様な攻撃や未知の生命体が存在することが明らかとなっている。今回の相手世界の特殊要因としてこちらの世界にはない元素及び因子が存在し、生身の体での侵入が難しい状態になっている。また、こちらの世界定義で魔法と呼ばれる現代科学でも解明中の行為も確認されている。禁止事項はあちらの世界の大量殺害や殺害要禁止指定された種族の無意味な殺害である。あちらの世界を掌握、もしくは友好関係を持てるようにするのが今回の目的であるため、今回は軍事行動ということではあるが4人部隊で10チームのみが作戦を実行する。今回の作戦は短くても5年を要する可能性がある。第一の目標は向こうの世界での安定した前哨基地の作成である。
装備については光学迷彩など一部を除いて最先端の兵器が未知の元素のため使用不可であり、数十年前の火薬式兵器のみの使用となっている
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メールは以上です。』
『装備を確認してください』
「ハンドガン M17
アサルトライフル M4a1
軍用狙撃銃 AWS
携帯用キューブ
元素変格機
HCタクティカルヘルメット
両眼MZ式ナイトビジョン
リライフボディーアーマー Ver.3
Mリグ
迷彩服 カメレオン
消音ブーツ
非常時用バックパック20ℓ
」
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「今からポータル開通を行う。各自配備された装備を使い向こうの世界での前哨基地の作成を命ずる。ポータルは安全を考慮し30分だけの開通となる1から5チームは前哨基地の作成6から10チームは世界へ散らばってこちらへ世界の全容を報告してもらう。地形情報は諸君のアバターである発信機が地形を読み取り私たちや諸君に地図として表示される。それでは開通する」
目の前の扉が開き向こうの世界が見える、平地のようだ。
周りの装備を見ると前哨基地製作用の装備が多くみられる、あれは1から5チームか。
6から10チームは世界へ飛んでいく感じか。
「おい、早く入れ!そろそろ閉じるぞ」
「チームアルファ、侵入します」
【すべてのチームがゲートに侵入しました】
【連絡用ゲートを除きすべてのゲートを閉鎖します】
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