「気にすんな！だから何か困ったことがあったら俺に言えよ！お前をたくさん甘やかしてやるから。」

「…はぁ(かっちゃんも私に甘いんだよな…兄貴見たいに…)」

「とまあ言い忘れてたけど、お前のクラスの担任はな…「失礼します。」」

また聞き覚えのある声が聞こえてきた。

「あれ……凛さん？」

「シュージ？…」

「まさか、転校生って凛さんだったんですか？久しぶりですね！また会えてとてもうれしいです！」

「ありがとう！私もシュージにまた会えてうれしいよ！」

シュージこと桜井修司(さくらいしゅうじ)。かっちゃんと同じく、天龍九代目の幹部である。シュージはもともと癖らしく、いつも敬語を使っている。

「って言うか…シュージ、先生やってたんだ…。なんか意外だったな…。」

「そんなことないですよ！俺だって先生ぐらいできますよ！」

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