第4話

私達はそれぞれ部屋に戻った。


実を言うと…


私は学校に通うのに少し憧れていた。


なぜなら、私達は学校と言うものに通ったことがない……正確には通えなかったのだ。


私達にはある事情がある。


誰にも知られてはいけない秘密。


そう誰にも……。

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