第2話至福の逢瀬
3年後・・・。
やがてうねりが大きく、荒くなった呼吸も最後の時を迎えた。
「はぁあ・・・。」
剛の手首を右で持ち、「良かった。」
眼を閉じたまま身動ぎもせず身体の末梢神経にまでのハレーションを楽しみ上体を起き上がらせ時計を観た。
「イヤッ!」うつ伏せの男が振り向く!
「ダメ、もうこんな時間」右肘着いて頭を支える男・・・。
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