第10話:決戦

 真夏の熱風がゆったりと吹き付ける中、悠介たちは大きな白鳥型の遊覧船のある船乗り場に連れてこられた。そこには、矢田らドラゴンヒルライダーズの3人が倒れていた。彼ら命が尽きているのは火を見るよりも明らかだった。佐久市で苦楽を共にした仲間たちの遺体を目の当たりにして、悠介の胸は締め付けられるような痛みに襲われた。周囲には他にも数人の女性が感情がない表情のまま座らされていた。恐らく通過した街で連れ去られたのだろう。無力感と怒りが込み上げてくるが、今は抵抗する術もなかった。


「来いよ!クズ共がよぉ!!」


 直樹は無念の表情を浮かべながらも必死に抵抗していた。しかし、武装した八王子夜叉のメンバーが複数で暴行を加えており、直樹は地面に倒れ込んでいた。悠介や瞬、鈴木健一も同様に拘束され、何もできずにリンチされていた。田中勝だけは一切の抵抗を見せなかったためか、軽い負傷のみで何か言いたげにその様子を冷ややかに見守っている。


 八王子夜叉のリーダー、深石丞は、悠然と悠介たちを見下ろしていた。彼の隣には、悠介の彼女である咲良が無理やり座らされている。隣に立つのは筋骨隆々の大男、大庭猛。その横には奈多の店の店員である中川舞が捕らえられており、幹部の男の横には鈴木美香が座っていた。彼女たちはまるで戦利品のように扱われ、身動きひとつできない状況に追い込まれていた。鈴木夫妻の息子、翔太は泣き腫らした顔で母の横で座っていた。


 直樹はまだ力を振り絞って抵抗していたが、次々と繰り出される殴打に対して防戦一方だった。悠介は痛みに耐えながらも、無力な自分に苛立ちを覚えていた。瞬は泣きながら震えている。彼らに対して、深石は冷ややかに笑みを浮かべた。


「お前ら元気だったか?こんなとこで何してんだ?」


 その言葉に八王子夜叉のメンバーのリンチの手が止まる。直樹が何とか体を起こして深石に向かって口を開く。


「そりゃ盆が近いんだから実家に帰るにきまってんだろ!ビビッて地元に帰れなくなったお前と違ってよ!」


 その言葉にニヤニヤと笑みを浮かべた深石が立ち上がり、直樹の腹に蹴りを一撃見舞った。

 鈍い音が響き、直樹は地面を転げまわる。夏の日差しに熱せされたアスファルトが直樹の頬に熱を伝える。


「何言ってんだよ直樹ぃ!俺も今年は久しぶりに帰省しに来たんだよ。お友達をたくさん連れてなぁ!!」


 その言葉と共に八王子夜叉のメンバーが歓声を上げる。


「俺が帰らなかったのは地元に愛想が尽きてたからだ…お前にも話しただろ?今年は帰るって」


 -----


 直樹は深石の話を聞きながら昔を思い出していた。高校三年の夏、伊東直樹と深石丞は地元で敵なしのコンビとしてちょっとした有名人となっていた。

 毎晩のように夜街に繰り出し、ナンパと喧嘩を繰り返していた。あの日、丞は直樹と別れたあと、一人の女性をナンパした。

 その女性をバイクの後ろに乗せ、カラオケを夜が明けるまで楽しんだ。そして、女性からの誘いでホテルにいく事に。

 そして、近所のラブホテルに入ったところで、数人の男たちが待ち構えていた。


「おい深石ぃ!俺の女を寝取ろうってのは根性あんな!!」


 そう言って前に進み出て来たのは一つ年上の先輩たちだった。高校時代はかなりの悪名を轟かせており、

 高校を卒業した後も、地元の不良たちの中では影響力を持つ人物だった。丞がバイクに跨ったまま硬直していると。

 女性がスッと降りてリーダー各の人物に近づいて行き、抱き着きながら振り返って一言。


「ごめんね丞君♪歌うまかったよ」


 彼らは最近何かと街で噂になっていた直樹と丞が気に入らず、軽くシメとこうと言う事になり、深石をハメたのだった。


「おい伊藤!やっと相棒が来たぞ」


 リーダーの視線の先には、血まみれで倒れた直樹がいた。


「こいつもアホだよな、お前を人質にしたって聞いたら一切手を出して来ないからボコってやったぜ」


 相手が悪名が高い相手だけに、深石も手を出せず、小さく震えていた。


「ん?深石君?もしかしてビビっちゃった?仕方ねーな!土下座しろ!あと、今週中に50万持ってこい!それで許してやる」


 その後、伊藤と丞のコンビは鳴りを潜め、地元に居づらくなった二人は高校卒業後、東京に出て、時代の流れから衰退し、崩壊寸前の八王子夜叉に入り組織を立て直したのだった。


 -----


 深石が直樹を見下ろしながら言った。


「折角あいつらを潰す準備が出来たってのに、お前ビビッてチーム抜けたんだよなー」


 直樹は歯を食いしばりながら、かすれた声で問いかけた。


「ハ!何年前の話だと思ってんだ…あの先輩だって今はもう足洗って真面目にパパやってんだぞ…それを今さらやるって馬鹿らしくてな…」


 深石はその言葉に、呆れ顔で返した。


「足洗ったからなんだって?俺には関係ねーよ!今年はチーム連れてあいつをぶっ潰そうって思った時に世界がこうなった!これは運命だと思ったぜ!」


 そして直樹の髪を掴み叫んだ


「もちろん地元も死体だらけになってると思ったらよ、自衛隊が守ってるとか言うじゃねーの!だから、自衛隊vsゾンビ軍団ってショーを思いついたって訳だ」


 深石丞は更に野望について話し始めた。

 先行して行かせた八王子夜叉のメンバーによると、信越大橋には巨大なバリケードがあり自衛隊が守っている。感染してなければ中に入れて貰える。

「仲間を待つ」という言い訳を信じ、自衛隊は八王子夜叉のメンバーがバリケード付近のキャンプにいる事を認めた。

 大量のゾンビが来れば、自衛隊もそいつらの対応にかかりきりになる。そこを内側から自作のパイプ爆弾でバリケードを吹き飛ばし、新潟県にゾンビの大群を引き入れる算段だと語った。


「そんな素人の浅知恵で自衛隊をやれるわけねえだろ!」


 明らかな愚策だが、仮に少しでもゾンビが入れば犠牲者の発生は免れない。直樹は必死に止めたが、深石は完全に成功を確信しているのか聞く耳を持たなかった。

 そして深石は自作のパイプ爆弾をポケットから取り出し、これ見よがしに見せびらかした。

 をれを見た悠介たちは蒼白な顔でへたり込んでいる。その様子をみた深石が満足そうにベンチに座って言った。


「まあお前等が気にする事じゃねえよ、このおっさんらと同じくゾンビの餌になって貰うからな、あ~悠介だっけ?咲良は俺が貰っとくから心配すんな」


 その一言に、悠介が深石に飛び掛かろうとするが、八王子夜叉のメンバーに取り押さえられた。その様子をみた深石が満足そうに嫌がる咲良の肩に手を回した。


 その時だった。


「みんな待った~♪いつも元気な法使い見習い!夕月リナだよ~!今日も元気にホラーゲーム実況やってくよー!」


 急に大音量で可愛い女の子の声が船着き場に響き渡る。

 瞬の荷物を漁っていたメンバーが、中にあったノートPCの電源を入れた際に、はずみでローカル保存されていた動画の再生が始まった様だ。


「なんだこれ?」


 その場の全員の視線がPCに注がれる。画面には可愛い女の子がホラーゲームをプレイしている様子が映し出されていた。


「おい!僕のPCに触るな!」


 そう叫ぶ瞬に怪しい笑顔を浮かべたメンバーが茶化す。


「お前陰キャっぽいと思ってたらやっぱりそうなんだな~。こんなのどこが良いんだよ気持ち悪りぃ!」


 懇願する瞬にPCを見せつけ茶化すメンバーを大庭が一喝した。


「うるせえから止めろ!」


 そう言われたメンバーが動画を止めようとするが、PCの扱いには経験が無いらしく止め方が分からない。

 困った挙句にPCを地面に叩きつけようとした。「やめ!」瞬が必死に制ししたが、PCは男の手から離れた。


「リナファイヤー!」


 叩きつけられる直前、PCから夕月リナのキメ台詞が流れ、直後にPCは地面に叩きつけられた。

 PCの破損したバッテリーから出火し、PCが炎上した。


「うわああああああああああ!リナちーが!ああああ!!」


 瞬は怒りに震えながら立ち上がり、PCを破壊したメンバーに掴みかかって行った。勢い空しく瞬のタックルが止められ、ニヤ付いた笑顔で瞬を引きはがそうとした次の瞬間。

 八王子夜叉のメンバーの男が急に痙攣し始めた。瞬が隠し持っていたスタンガンを浴びせたのだった。


「お前ら絶対に許さない!」


 そういって瞬は取り戻した自分の荷物から火炎瓶を取り出し、手早く火を付けると、自分の手前に叩きつけ、もう一本に火を付けて深石に向かって走り出した。

 危険を感じた深石はベンチから立ち上がり急いで瞬から距離をとる。しかし、瞬の狙いは深石がベンチに置いたままのパイプ爆弾だった。


「PCが無きゃもうリナちーが観れない、なら僕も死んだも同然だ!それなら、お前等も道連れだぁ!みんなゴメン!後は頼んだ!!」


 そう言った次の瞬間、瞬が近くに止めてあった燃料を積んだトラックまで走り寄り、パイプ爆弾の導火線に火を付けた。

 悠介らが制止したが、瞬は迷いなくトラックのタンクにベッタリと貼りついた。


「リナファイヤー!」


 次の瞬間大爆発が起こり、燃料タンクが吹き飛ばされた。爆風が広がり、バイクや車に次々と引火していった。バイクの近くに居た八王子夜叉のメンバー達は次々に炎に飲まれて行った。

 その混乱の中、悠介は立ち上がり、深石に向かって突進した。不意を突かれた深石は悠介の拳を受けてアスファルトに倒れ込んだ。


「悠介!」


 咲良が悠介の元に走り寄り、悠介は足元の落ちていた鉄パイプ拾い構える。


「瞬…お前、全然ビビりじゃねーじゃんかよ…馬鹿野郎…」


 直樹がそう言って深石の前に立った時、遊覧船乗り場に複数台のバイクが入って来た。


「遅くなってすまねえ!みんな無事か?」


 奈多が叫び、武装したドラゴンヒルライダーズが5名が現れた。


「奈多さん!」


 奈多が片手をあげて歩み寄って来た。そして近くに倒れている3名の仲間の遺体を見ると、険しい顔で向き直った。


「クソガキ共が…もうおイタじゃ済まねえぞ!」


 奈多の姿を見た深石が、素早く逃げ出そうとすると、それを直樹が回り込んで制した。


「おいおい!またビビッて逃げんのか?あの時みたいに…今度は50万じゃきかなそうだぞ!」


 直樹の笑みを見た深石が激昂した表情で向き直った。


「直樹ぃ!やってやんよ!お前ら!こいつら全員殺せ!俺は直樹をやる!」


 そう言って八王子夜叉の生き残ったメンバーに声をかけ、悠介たちを取り囲んだ。


「おいおいガキども!俺らを忘れんなよ!」


 そう言って八田をはじめとしたドラゴンヒルライダーズのメンバーが飛び込んで来た。

 そうしてドラゴンヒルライダーズ対八王子夜叉の戦闘が開始された。


 乱闘が始まると、少し離れた場所に立っていた大庭が日本刀を持ち、中川舞を連れてその場を離れようとしていた。

 しかし、それを妨げる様に一人の人影が近寄って来た。


「よおデカいの!お前にちょっと用があるんだ」


 軽いノリで奈多が大庭の前を塞いだ。


「うちのメンバーをやったのお前だろ?あの深石とかいうガキじゃ矢田をやれるとは思えないんでな」


 その言葉に大庭は日本刀を抜き放つ。


「だからなんだ?おれは八王子夜叉の特攻隊長大庭だ!来いよ!ジジイに如きにやれると思うなよ」


 大庭の一瞬の隙を突いて舞が逃げ出そうとしたが、大庭に腕を掴まれて引き戻された。


「おおっと舞ちゃん!俺達はもう愛し合った仲だろ?逃げたら俺何するか分からないよ~」


 泣きながらへたり込む舞に奈多がゆっくり話しかけた。


「舞…大丈夫だ、一緒に帰ろう。ちょっとそこで座ってな」


 その刹那、大庭が大上段で奈多に刀を振り下ろすが、スッと巧みな足さばきでかわされ、鳩尾に一撃もらい呻いて膝を着いた。


「こんなもんか?俺の勘違いだったかな?」


 奈多が言い終わる前に大庭が今度は横なぎで日本刀を振るったが、奈多の剣鉈で受け止められ、刃先を日本刀に沿って滑らせながら手首を斬られた大庭が日本刀を取り落とした。

 そして、今度はふくらはぎに重いローキックを入れられ、激痛のあまりよろめく大庭に対し、奈多が更に顔に前蹴りを入れ仰向けにダウンする。

 すぐさま大庭の上にマウントポジションをとった奈多が大庭の顔面を殴り、両腕、足と鉈を突き立てて行った。

 大男が動けなくなった事を確認してゆっくり立ち上がった。


「あ~言い忘れれた…さっきの爆発のせいで、国道を歩いてた一部のゾンビがこっちに向かってきてるぞ、お友達と仲良く過ごせよ」


 その一言に大庭が真っ青な顔で必死に懇願した。


「ま、待ってください、俺は丞さんに命令されただけで…もうしません…舞さんとの事も謝りますから助けてください!」


 それに対し恐ろしいほど冷たい目をした奈多が振り返り一言呟いた


「"もうしません"じゃねえよ…もう一線越えちまったんだよお前らは…」


 長い髪をかき上げた奈多が、踵を返しゆっくりと舞を抱きかかえた。


「奈多さん…私…私…」


 何かを言いかけた舞の口にそっと奈多がキスをした。


「悪いな舞、キスは付き合ってからがポリシーだったか?」


 舞は奈多の腕をガッチリと抱きかかえながら俯いていた。



 最初は10対6と数で劣る悠介たちだったが、八田達の戦闘力の高さのお陰で互角以上の戦いが出来ていた。

 悠介と鈴木健一は咲良と家族を守るために防戦一方となっていたが何とか耐えている状態だった。


「どうしたお前ら?運動不足か?」


 八王子夜叉のメンバーとドラゴンヒルライダーズのメンバーでは戦闘経験が違いすぎるためか、

 人数が少ない状態でもお互いをかばい合い、崩れた八王子夜叉のメンバーが一人また一人とKOされて行く。


「こいつら半端じゃねえ!逃げようぜ!」


 形勢不利を悟ったメンバーが逃げ始め、八王子夜叉側は総崩れとなっていった。



 戦闘は大勢を決し、散り散りとなった八王子夜叉は蜘蛛の子を散らすように走り去っていった。

 ただ、燃え盛る駐車場の横では直樹と深石の戦いはまだ終わっていなかった。

 両者ともに疲弊しきっており、体中に無数の傷を負っていた。それでも二人は一歩も引かずに睨み合っている。


「いつも大庭の影に隠れてると思ってたが、あまり鈍ってねえみたいだな。安心したぜ」


 直樹は苦笑いを浮かべながら、ふらつく足で再び構えを取った。


「お前こそ、逃げ出した臆病もんの割には粘るじゃねーか!」


 深石も息を切らしながら、鉄パイプを振り上げた。それを肩口で受け止め、激痛に耐えながらボディブローを浴びせる。思わずよろめき頭が下がったチャンスを直樹は見逃さなかった。


「これで終わりだ…!」


 最後の力を振り絞り、直樹が放った飛び膝蹴りが深石の顔面に直撃し、そのまま後頭部から地面に叩きつけられ動かなくなった。

 直樹は荒い息をつきながらも、深石を見下ろしていた。奈多がその光景を見て軽く笑いながら近づいてきた。


「やるねぇ、直樹…なんならウチに入らんか?」


 奈多は戦いに勝利した直樹に対して称賛の言葉をかけた。直樹はまだ傷ついた体を引きずりながら、頷いた。


「いや~、あんたらみたいな化け物の仲間入りはちょっと…」


 その時、深石がふらつきながら立ち上がってきた。顔は血だらけで、意識も朦朧としていたが、鉄パイプを再び握りしめ、直樹に襲いかかろうとした。


「こんなんで終われるかよ!」


 深石が怒声と共に直樹に殴りかかる。それを悠介が勢いよく体当たりをしよろめかせる。


「雑魚が邪魔すんじゃねえ!」


 そう叫んだ瞬間、横に現れた人影が深石丞の首筋に噛みついた。


「うっ…がぁ…!?」


 深石は驚愕の表情を浮かべながら必死に振り払おうとするが、力尽きた体ではどうすることもできない。ゾンビと一緒にバランスを崩し、燃え盛る炎の中に倒れ込み、遊覧船乗り場に絶叫が響き渡った。。


「ゾンビ共が来たぞ!逃げるぞ!お前らはこの道を北上しろ、18号線のトンネルはもうゾンビでいっぱいだ!」


 奈多が旧北国街道を指し示した。

 ドラゴンヒルライダーズのメンバーたちがゾンビの群れを蹴散らしながら、悠介達の軽自動車とバイクに導いた。

 どうやら連れ去られて来た女性達をあの廃工場に連れて行くようだった。

 車の横にはいつの間にか騒ぎから逃れていた田中勝が戻って来ていた。直樹は何か言いたげだったが一旦飲み込んだ様だった。


「早く行け!信越大橋に向かえ!」


 一人が悠介たちに叫び、彼らはすぐにバイクに向かって走り出した。直樹はその声に従いながらも、奈多に目を向けた。


「奈多さんたちも信越大橋に行こうぜ!感染してなきゃ入れてくれるらしい!!」


 だが、奈多は静かに首を振り、言葉を続けた。


「俺には帰るべき地元がある。俺達は大丈夫だ!また会おうぜ!」


 そう言い残し、奈多は背を向けた。悠介は一瞬迷ったが、奈多の決意を尊重し、仲間たちと共に車に乗り込んだ。

 直樹はバイクに跨ったが、もう瞬が後ろに乗らない事を思い出し涙を流しながらバイクのエンジンをかけた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る