第7話

「顔は?可愛い?それともキレイ系?」



「……可愛い、系ってよう分からんけど」



「髪型は?ロング、ショート?ふわふわ?それともストレート?」



「細かいな……あー、クセがあるって言ってたな。まぁ、割とストレートで、百合くらいの長さ……かな」



彼女を思い浮かべながら答えている颯斗の顔がなんだかにやけているように見えて、ちょこっとジェラシーを感じてしまう。



まぁ、真面目な颯斗が特別だと言い切った相手だ。



本当に大切にするんだろうな、彼女のこと。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る