第2話
付き合い始めたのは高校の時からだから、もう4年は経つのかな。
出会いは、私が高校1年の春。
2つ年上の彼は、写真部の部長をしていた。
トレードマークの様にいつも一眼レフを首からぶら下げている眼鏡の先輩。
私達新入生の間でも、結構な有名人だった。
カメラ片手に何処までも飛んで行って、決定的瞬間ってやつを狙ってる。
有名人だったのは、カッコイイとか、頭がいいとか、そんな理由じゃなくて、
「変な人」って意味で。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます