第7話

「一目惚れだもん。どんなカタチでもありなんじゃないかな?」



「…それもそうだね」



「うん」



「…今度はあたしから質問。煉くんは、学校生活、楽しい?」



「そうだなぁ~… 3年にもなると茉梨乃ちゃんの言ったとおり受験がついてくるし、進路のこと決めなきゃいけないから楽ではないね。でも、充実はしてると思う」



「うわ、煉くんリア充だ」



「リア充って…。 でも俺、茉梨乃ちゃんと付き合えたことが一番のリアル充実かな」



「わ、ありがとう」


そう言って茉梨乃ちゃんはニッコリ微笑んだ。

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