第33話

そういうことを言うと、二人から「お前はそんなんだからダメなんだよ」といつもダメ出しされるので大抵のことは黙っておく。





「はい、おかゆ」


「うん」



おかゆを食べ始めてから、真李亜にこんなことを言われた。



「ねぇ、優莉藍」


「はふ?なに?」


「彼氏、、、できたの?」


「ふぇっ?!!な、何?!いきなり!!!」


「あ~できたんだ。やるじゃん。・・・まぁアンタあたしとジャンルは違うけどモテる要素もってるからね~・・・」


「で、できたのはできたけど!!!///絶対にこのことは内緒にしてよね!親父には言ってもいいけど、美智子さんには言わないで!」


「まぁ別に言う気もしないけど。まぁ美智子さんなにかとうるさいからね~・・・」


「うん、真李亜のときみたいに茶化されるの嫌だもん!!」


「それね~・・・嫌な思い出だわ。今は何も言われなくなったけど・・・」


「ホント、とんだ迷惑だよ。ってかね、さっき真李亜が私のことモテるって言ってたけど、全然だよ?一度も告白なんてされたことないんだから」

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