第38話

「……………本当は、裕二が行きたい高校についていきたい」



「裕二はどこに行きたいって言ってるの?」



「まだ……決まってないって……それから、もし私が裕二と同じ高校行きたいって言うなら、裕二は私に合わせてくれるって…」



「……あんたたち付き合ってるの?」



「いや、付き合ってないけど……………」



「何か聞いてると…彼氏と彼女が一緒の高校行きたいのに、お互いを優先したいって思ってるように聴こえるけど…」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る