4
「それでいいのか?お前は……」
「ん?」
「いや、なんでもない。それより、お前はいつから俺がすきなんだ?」
飛魚さんに訊ねられた私は照れながら答えた。
「えっとぉ、出会った時かな?」
「ふぅん」
ママがいきなり再婚するわ!と連れてきた飛魚さんに私は一目で恋をした。
「だって飛魚さん、カッコ良かったんだもん!」
「そういや、あン時なんの躊躇もせずに即答したもんな…お前」
「うん!!なんたって、こんなイケメンと一つ屋根の下で暮らせるんだよ?そんな絶好のチャンス逃すわけないじゃない!」
「……」
飛魚さんは無言でちょっと顔を赤らめた。
かっ、可愛い…!!
「……って事は、今でも好きなのか?」
「うん。だから私、飛魚さんの事パパには見れないの。それに私のパパは昔に亡くなったパパだけだし……」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます