第12話


「みきや君の…お父様ですか?」


「君が瞳さんかな?車に乗ってください。

みきやが待ってるから」



冷や汗、動悸が止まらなかった。


本当に現実なのか?

本当に亡くなったのか?


訳が分からなかった。




家に着いて、上がらせてもらい


そこには

冷たくなった、みきやがいた。


首元には、痕があった。


痛々しい、けれど


綺麗な顔をした、みきやの顔。




ねぇ、起きてよ。



唯一の、親友のような存在だったのに。



ねぇ!!!!!!!!

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