史実とは違う大日本帝国 コラム・補足

@strike_raptor

九五式105mm両用砲

従来の12.7糎高角砲では連射速度が遅く満足な対空砲火が行えないとのことから開発が開始された新型高角砲だったが陸軍の協調派がこれに目をつけ初の陸海共同開発装備となった。開発は自動装てん装置の不具合などがありつつも比較的順調に進み1935年に九五式105mm両用砲として制式化され艦の高角砲としてや地上の対空砲、陸軍の駆逐戦車の主砲としても利用された。105mmとなったのは駆逐戦車の主砲として利用するためである。また砲弾はこの時代には珍しい薬莢一体型砲弾となっており発射速度の上昇に一役買っている。砲の仰角調整は電探と連動しておりそのため砲の仰角調整用に出力20kwの電動モーターが開発された。一型は自動装てん装置ではなく半自動装てん装置を搭載しているが二型からは自動装てん装置を搭載したため砲塔内の人員が不要になった。砲塔はアメリカのMk 12 5インチ砲のような見た目となっているのが特徴であるこれは整備をしやすくするためと製造期間の短縮を狙ったものである。

諸元

九五式105mm両用砲一型

口径:105mm

口径長:60口径

初速:970m/秒

射程:18,000m

発射速度:12発/分


九五式105mm両用砲二型

口径:105mm

口径長:70口径

初速:1,170m/秒

射程:19,000m

発射速度:20発/分

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