ファムータル後日談~終焉~

副島桜姫

第1話

作者脚注


いきなりすみません。副島桜姫です。


こうして完結編を書くにあたって、わざわざ作者がでしゃばってファンタジーの雰囲気を壊すのは、本編との方針転換があるからです。


実は詳しく記述しませんでしたが、ファムくんの居る世界は暦も違い、一週間、一カ月、何時間といった記述ができませんでした。


聖祭節という時期が出てきましたが、あれが暦の一部です。


ファンタジーなら好きに作れるので、暦まで作っていましたが、設定として出すと皆さん引くので出していません。


今回、完結編を書くにあたり、時間の経過が細やかになります。

よって、わかりやすいよう、現実世界の暦を使います。


要するに、1カ月、1週間、何分、何時間、何月何日という記述をします。


実はファムくんのアレルギーの記述の際に、現実と同じ動物、植物を持ってきていいものか悩んだのですが、


「〇〇という動物は温厚で飼育しやすく、毛皮が防寒に特に需要があり、肉が食べやすいので飼育されていたが、礼竜はこの動物の肉にアレルギーがある」


という記述をいちいちやって、読者の皆様が付いてきてくれるかと自問自答したところ、絶対やめたほうがいい! との判断になり、現実世界と同じ食材を使ったわけです。


ファンタジー全盛期でさえ、私が暦や文字まで作って裏設定出すと、皆さん引いたので、ファンタジーが流行らない今ではまず無理だと、現実に向き合うしかありません。


ということで、作者が出張っての注釈はここまでです。あとはあとがきでお会いしましょう。

雰囲気ぶち壊し、すみませんでした。

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