保健所
と或る保健所での出来事、宇宙店主の実際の目撃談。
「この猫を娘の為に此処で貰ったんだけど、数地球日経っても全然彼女に懐いてくれないから、返すわ。」
——これがもし、シッカリと人間に懐いてくれる猫で在れば、問題は無かったのだろうか?
「このチワワ、私の家ではモウ飼えるだけの経済力が無いから、引き取って下さい。」
——イヤァ..お母さんと一緒に、他に幼い娘の二地球人が一緒に現場に居たんですが。その三地球人、皆共に「ぶっくぶく」に太ってましたよ。
「私、雑種犬は要らない。」
——純血か雑種かを気にするのは人地球間だけ。犬は犬だ。
地球の生活が便利になり過ぎた余波がコノ現場には在った。
自身の都合で簡単に他のイノチを殺す現代地球人。然も自身には疾しさなどは一〇〇パーセント、無し。
「死ね。」
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