宇宙店主、今地球日のシバシバ。
宇宙書店
第一話 宇宙店主、今地球日のシバシバ。一〇月〇五日二〇二四年
皆さん、どうも宇宙店主です。
始まります。
宇宙人が綴る、地球生活に於いての愚痴の数々。この宇宙店主の、狂信的な地球人読者の皆さんならば、もうお気付きの事かと思いますが、この宇宙店主、地球文學界の中で、一番大好きな分野..其れは地球日記です。外来地球語で表すと、“エッセイ”とも云いますよね。
「えっ?エッセイ?純潔な地球人民族なのですから、“地球日記”。若しくは“地球忘備録”と方が良いのでは?」
この宇宙店主、外来地球語での自己表現を、反吐が出る程に軽蔑して居りますので、“地球日記”表記、と、させて頂きますね。
皆さんの地球人御両親の名称は、“お袋”、そして“親父”。
「決して、“ママ”や“パパ”、などと呼んではなりませんよ。」
その地球日の皆さんの気分次第では、「糞ババア!」や「糞ジジイ!」、烈しく罵倒されても構いません。ですが、其の後はチャント仲直りして下さいね!?
『糞ババア』と『糞ジジイ』在っての皆さんの地球人人生ですからね!
地球日記こと、日記。
専業地球人作家のボロが「ボロボロ」と、イトモ簡単に露呈しまう、簡単な仕事に見えて、実は非常な危険な分野。描き手の表現豊かな手腕と、普段の波乱に満ちた私地球人生活が必須とされる、チト簡単に執筆料を稼げそうに見えて、実はチト難しい世界。
裏を返せば、欠伸が出る位にツマラナイ地球人人生を送って居ても、其の中から些細な事柄を摘み出しては、極上物の日記を描けてしまう地球人作家。其の様な地球人作家が、果たして何地球人、存在して居るのか?
「恐らく皆無デスね。」
日記。
簡単に描けそうで、実は奥が非常に深い、地球人文學界の鬼門。
「皆さん?“日記鍾乳洞”に入られる際は、懐中電灯、カロリーメイト固形、ハッピーターン。そしてポカリスウェットをお忘れなく。嘗めて掛かると、確実に生命を消耗してしまいます。」
日記を読むと、其の地球人作家の本来の力が露呈してしまいます。
「カ、じゃ無いですよ。“チカラ”、ですからね!読者の皆さんって、もしかして..馬鹿、ですか?もっと、読書をするクセを付けて下さいね!」
マァ、戯言は如何でも良いのですが、この宇宙店主、普段の日常地球生活に於いて、売れっ子作家とは一体、普段どの様な地球生活を営んで居るのか?どの様な妄想を抱いては生きて居るのか?チト気になります。
と云う事で始まります。
『宇宙店主の地球散歩、シバシバ。』
この宇宙店主は地球人では在りませんが、良いのです。文學とは自由を表現するモノ。
「地球人の皆さん?」
全く自身の地球人人生と被る事ナク、影響を及ぼされる事の心配もナイ、赤の他宇宙人の作家が描いた、適当且つ良い加減な日地球記、「チト気になりませんか?」
地球人では無く、一宇宙人が、地球生活の日々を綴った内容となった一冊の架空のハードカバー本。文庫版はイヤです。
「安っぽいから。」
では皆さん、此処からは、
『宇宙店主、今地球日のシバシバ。』
此処からは、時空を超えた向こう側の世界からチラ見して頂き、拙い話の内容に付いても、散々の罵倒からの誹謗中傷の大声援のコト、どうぞ宜しく御願い致します。
では。
宇宙店主
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