第18話

 膝が重い……腰も痛いし……なんで……ってそうか私、昨日ソファで寝たのか、薫乗っけたまま……この姿勢だとキスできないな……いや昨日の夜キスしたわ、出来るわ、キスしよ……

 って私何考えてるの⁉︎いや普通か、付き合ってるだし、ってか朝ごはん作りたいな、薫起きないかな?


「えへへぇ〜あまねぇ〜ちゅき〜」

「⁉︎」


 なになになに⁉︎急に抱きついて来ないでよ!びっくりするじゃん、てか寝言⁉︎なんかふにゃふにゃしててめっちゃ可愛かったんだけどぉ⁉︎寝起きやばいって!破壊力エグいって!


 と私があたふたしていると薫の目が覚めて


「⁉︎ななななんでわわわわ私は天音に抱きついてるの⁉︎」

「それはこっちのセリフだよ、こっちも寝起きで急に抱きついてきて今めっちゃびっくりしてるんだから!」

「え、ごめん」

「急に謝らないでよ、それより朝ごはん作りたいんだけどいい?」

「え、やだ」

「え……一緒に作る?」

「んーそれはいいや、やっぱここで待ってるわ」

「えぇまぁいいけど、じゃあどいてくれない?」

「それもやだ」


 なんだこいつ面倒くさ、どうすればいいん?泣くよ?私泣くよ?


「ねぇ私はどうすれば良いの?」

「うーん私何がしたいんだろ、まぁいいや、朝ごはん何にする?」

「あ、一緒に作ってくれるんだ」

「そりゃあね、で、何作る?」

「ピザトーストとかどう?材料はあるはずだし、作るの簡単だし」

「いいじゃん、んじゃーよろしくー」

「いや作らないんかい!」

「だって逆にピザトースト二人で作るの難しくない?」

「確かに……まぁいっかじゃあ作ってくるね」

「いってらー」


 食パンを袋から出し、食パンに、ケチャップを塗る、ソーセージやチーズをお好みで載せて焼くだけ、簡単出来上がり。確かに、これを二人で作るのは無理があるわな


「薫出来たよー」

「はーい、あ、そうだ郵便受けに入ってた荷物持ってきたよー」

「薫ありがとー 」

「何入ってるの?」

「ご飯食べてから開けようね、ほらさっさと食べないと、チーズ溶けなくなるよ」

「そりぁ大変だ、食べよ食べよ」


 結構適当に材料を入れたせいで思ったより重たい……けど美味しい、チーズは多めに入れるのが正解だって誰かが言ってた


 薫と朝ごはんを食べた後、さっき薫と郵便受けから取って来てくれた荷物を確認することにした


「天音なんか頼んだ?」

「うん、昨日の朝言ったでしょ、明日からね、って」

「そういえば言ってたね、んでこれは?」

「GPS」

「ん?聞き間違いかも知れないからもっかい言って、GPSって聞こえたんだけど」

「あってるけど?GPSだよ?じゃあ財布かして、大丈夫お金とかは取らないから」

「いやいやいやそこじゃない!心配してるのはそこじゃない!なんでつけることになってるの⁉︎最近はみんなの場所が見れるアプリとかあるじゃん」

「だってそういうのは個人情報保護のために場所動かない設定とかあるはずじゃん、だからだよ、あと私が一方的にいつでもどこにいるか知ってたい」

「あぁ〜ね、うん、まぁね、うん、うん……天音がそうして欲しいなら……うん…」


 薫めっちゃ渋ってるじゃん、まぁ仕方ないのかな?薫が私にGPS付けたいって言ってたら喜んで肌身離さず持ってるんだけどなぁ


「まぁいいや、これは一応取っておくけど付けないから、安心して」

「あ、そうなの?よかった?」


 あとで勝手に鞄に取り付けとこ


「あ、なんか届いたみたいちょっと受け取ってくるね」

「何だった?」

「昨日頼んだやつだったよー」

「なになに?」

「首輪とリード」

「ごめん、聞き間違いかも知れないからもっかい言って、首輪とリードって聞こえたんだけど」

「うん、あってるよ、首輪とリード買った」

「聞き間違いであってほしかった………」

「そう?なんかごめんね、まぁとりあえず付けるね」


 思ったよりも薫が大人しく首を差し出してくれる、私はその首に優しく首輪を回して首輪をはめる


「え……ん……ちょっと苦しいかも…あちょうど良いかな」

「薫似合ってるよ、可愛いこのデザイン薫にあうと思ってたんだよね」

「天音そんなこと考えてたの?」

「うん、最近ずっと考えてた」

「……うん……そっか……うん……天音……私以外にそんなこと言わないでね」

「言わないよ、薫以外に興味もないし」

「ならまぁいっか、んでこれ外してもいい?」

「だーめ、これからずーっと付けといてね、私のものとして、ね」

「えぇ……これをぉ〜まぁデザインめっちゃ可愛いからまだ良いんだけどさぁ……リードはやめてね」

「しょうがないなぁ〜」


 リードあってこその可愛さがあると思うんだけどなぁまぁ薫がそう言うんだししょうがないか


 GPSや首輪云々で一悶着(?)があったあと、私たちはいつもどうり、なんならいつもよりゆったりのんびり思い思いの事をして過ごしていた


「猫ちゃん飼いたいなぁ、猫ちゃん可愛い、スコティッシュフォールドとかが良い」

「耳がぺたんとしてるやつだっけ?マンチカンとかアメショとかも可愛くない?」

「猫ちゃんってだけで全部可愛い、天音猫耳つけない?今手元にあるけどふわっふわのやつ」

「なんでもってんの?」

「最近、というか天音が好きと自覚したあたりからずっと考えてる」

「長いねぇ薫も引いてる立場じゃないじゃん、人のこと言えんじゃん」

「バレたか」



~読んでいただきありがとうございます。

感想や、改善点、たくさん待っています。☆と♡ぜひ付けていただけると嬉しいです。ついでに現在同時執筆中の別シリーズも見て下さると嬉しいです~


 あとがき

 余談ですがこの後二人は一日中ゴロゴロして過ごし、仕事が終わり帰ってきた天音母に猫耳を突っ込まれてました、あと天音はちゃんと薫の鞄にGPSを取り付けてました

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