第20話


「……なんで、女が犯人じゃないと?」



「…仲里の遺体からは、“男性の体液“が

二種類、検出されていたんです。

……女性の体液は、検出されていません。」


「!!」


「あなたが、庇っているのは…男性ですね?」


「………うっ、…うぅ……。」


かおりは、大粒の涙を流して…泣いた。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る