こんなデートはどうでしょう
奏〜カナエ〜
王道デートはどうでしょう
りな「ごめん!まった?」
ゆう「今きたところだよ、じゃあ行こっか」
りな「うん!!今日はどこ行くの?」
ゆう「まずはご飯だ。食べるぞ〜!!」
りな「いぇーい!!」
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ゆう「まさか大盛りをたいらげるとは」
りな「ふふふ、育ち盛りの乙女の食欲を舐めるなよ〜。次はどこ行く?」
ゆう「今話題の映画、”タンクトップの鬼姫”なんてどうだい」
りな「何その興味そそるタイトル…見たい…」
ゆう「決まりだね!ハンカチ持ってきてる?」
りな「まさかの泣ける系…?」
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りな「よがっだぁよぉぉぉ!!!」
ゆう「…タンクトップの特性を活かしたあの攻撃…痺れた。よかったらカフェでひと息つかない?
りな「カフェで感想言い合おう…考察のしがいがある。」
ゆう「うわ!急に冷静になるな!!」
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ゆう「ゆっくりできたね。りなの考察、凄かったな。タンクトップと星座の繋がりなんて…」
りな「あくまで考察だけどね!あの映画は奥が深い…って、あ!ゲーセンに”タン鬼”のやつある!行こ!」
ゆう「ほんとだ、クレーンゲームの景品になってる」
りな「全種とってやる!」
ゆう「ほどほどにね…」
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ゆう「全くとれなかったね」
りな「アームってなんであんなに弱いんだろう、おかしいよー!」
ゆう「まあまぁ、このあとディナーでもどう?」
りな「食べる〜!!」
ゆう「ご飯の事になると急に元気になるな」
りな「ふふふ」
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ゆう「予約していたものですが」
りな「え!予約してくれてたの?!シゴデキじゃん!」
ゆう「りなは絶対ご飯断らないからね」
りな「さすが彼氏すぎる!さす彼!」
ゆう「なんか造語生まれた」
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りな「今日は楽しかった!いろんなことがあったね〜!」
ゆう「そうだね、王道デートに間違いはないね」
りな「うん!!”タン鬼”最高!!」
ゆう「あれ、これって”タン鬼”デートだっけ?」
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