第7話 ゴールデンウイーク
Day1:夜、何故か文章書きたい欲が爆発して、朝の三時まで書き続ける。食パンを食べ、四時に就寝。
宿題はやっていない。
Day2:十一時、起床。
十三時、真の起床。
十四時、ご飯。
十五時、昼寝。
十八時、起床。
十九時、ご飯。
二十一時、就寝。
たぶんご飯ユーカリ。
宿題はやっていない。
Day3:弟が遊びに行っている隙に『パルプフィクション』を観る。最高にお洒落な映画。ぜひ小さい子がいないところで観よう。
宿題はやっていない。
―平日―
Day4:クズと会長とうちで遊ぶ。二十二時まで遊ぶ。最近こいつらを自分の部屋に招くときに確認することが『パンツを仕舞えているかどうか』しかなくなっている。
会長は宿題をやっていた。
Day5:そろそろヤバいと宿題に手をつける。
『時光代理人』を観始める。SF×バディとかいう外しようがないアニメ。
面白すぎて手は止まった。
Day6:非常に進捗状況がよろしくない。けどとりあえず弟を誘って『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』を観る。素晴らしい映画。
しかし色々あって弟と父にブチギレる。
心配する祖母を押しのけてチャリをかっ飛ばし、近くの公民館に行く。
そこの自習スペースで宿題をする。
集中力もキレて有り金でいける家出先を探し始める。
中学の友だちから『カラオケしね?』とLINEがくる。歌って発散するしかねぇ!!
怒りにまかせて飛び出したため、お昼ご飯などの諸々の準備のため家に帰る。
おにぎりを食べていたら、母になんでキレてるのかという、キレているときに一番聞かれたくない質問攻めを受ける。
おにぎりを握りつぶす。
握りつぶしたおにぎりを食べる。
祖母登場。おにぎりでべちょべちょの私の手を見て。
「おかえり…あらどうしたの!?海苔分かんなかった?ごめんね、つけておけばよかったわね」
優しすぎて号泣した。
カラオケで『コールボーイ』を歌う。『アンタの方こそ飲まれてるんだよ』のところがめちゃくちゃ気持ちいい。
あ、下手です。何歌っても八十点超えません。
夜はクズと会長と通話繋いで、宿題にけりをつけようとしました。
結果宿題を進めたのは最初の二時間のみ。後の三時間は思い出を振り返ったり、クズが夜中でもギリ許されない発言したり、会長がドン引きしたりしました。
この日濃度と情緒バグってね?
Day7:宿題をほぼ答えを見ながらやる。
ここで提出範囲が狭まっていたことが発覚する。
いくつか無駄に解いた問題があったがポジティブに行こうじゃないか。
提出日の前日の十五時に宿題が終わるなんて、私にしては異例である。なんか逆に不安。
『ゲ謎』二周目。本当にみんな観てくれ。プライムに追加されたから。全方向に刺さる要素が多すぎる。そしてそれをすべて受け止める『ゲゲゲの鬼太郎』という器のデカさよ。でもPG12は噓だ。弟と観るもんじゃない。
ていうか『ゴジラ-1.0』も追加されたな。劇場で観たけど、もう一度観ようかな。
さぁーって明日から現実に帰れるかな?
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