母が岡山で楽しみたかった事を私が受け継いだら2023~春日部から来た少女たち-就実高校総合進学コースMY FIRST STORY(高1)
@826yoshi
第1話 岡山駅に着いて
東京駅から新幹線のぞみで3時間程行った所にある岡山駅に着いた。
「此処が岡山駅??」
私の母が高校時代まで過ごした岡山駅であり、今年で43歳になる母の高校時代は今から25年前に遡る。
27年前と言えばチボリ公園が開業する1年前、つまり1996年の夏頃だった。
その頃の母の高校時代はギャルになってた時期があったけど、殆ど真面目に勉強していた優しい感じの女の子だった。
当たり前のようにイオンモール岡山やさんすて岡山もなかったらしく、地下街の三番街やピーチプラザも存在していた。
<回想>
「亜美はチボリ公園が来年の7月にできるらしいけど、倉敷駅周辺はあっという間に賑やかになるんじゃないかな?」
岡山駅の西口にあるマックでバニラシェイクを飲みながら優佳ちゃんはそう私に言った。
「確かにチボリができるのはでーれー楽しみにしてるよ。」
「亜美って岡山弁上手いよな」
「そうかな??」
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