あとがき
こんにちは、としです。ここまでお読みいただき、ありがとうございます。楽しんでいただけていたら嬉しいです。
ゲームシナリオ以外で長文を書くのは初めてだったので、勝手がわからず、読みにくい箇所もあったかと思います。それでもお付き合いいただき、心より感謝申し上げます。
呪印感染はロストしても、大切な人につなげるという一風変わったシステムです。私の初めてのキャラクターである田中太郎くんは、嬉々として一画目でロストさせてしまいましたが、その後、引き継がれた鈴木正人くんは全くロストせず、二画目から九画目までずっと共に走ってまいりました。
私はセッションごとにキャラクターを新規作成することが多く、今回のように8回も同じキャラクターとセッションを共にする経験はあまりありませんでした。そのためか、キャラクターロストとなった後は、心にぽっかり穴が開いたような感覚を覚えました。現実世界に彼は存在しないはずなのに、不思議な感覚です。
鈴木正人くんは、今年の2月から9月まで参加し、いくつかの季節を乗り越えてきました。複数回同卓させていただいた方々とは、春から夏が多かった印象で、皆さんとの想い出は暑い日々という形で書かせていただいております。
また、木材の工務店を営んでいる設定だったため、木に絡めた描写を積極的に取り入れました。季節が秋に差し掛かっているため、登場させる植物には季節に偏りがありましたが、木や植物に込められた「友達」や「別れ」などの意味を込めながら書かせていただきました。
ゲームの中のキャラクターではありましたが、最期には満足のいく時間を過ごしてほしいと願い、また、最後の卓でご一緒できなかった方々にもご挨拶したいとの気持ちで、ここまで書かせていただきました。
このような想い出深い卓にしていただき、改めて、卓を開催くださったあねもねさんや、一緒に同卓くださったこあらさん、りぅふぃさん、ヒビキさん、ノイズさん、あいさん、そして、キャラクターは載せられませんでしたが、ユンさん、いからしさん、あんこさん、いちみりさん、MKさん、青沼さん、レーヴェさんには心から感謝しております。
これまでありがとうございました!そして、次へ引き継ぐ、森田先生をよろしくお願いします!
呪印感染 ― 鈴木正人のロストまでのSS とし @toshi01kudo
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