愛の棲家


尻を突き出す形になり、雛月は甲高く喘いだ。


御形は華奢な腰を掴み、激しく腰を打ち付けた。肌が当たり音を立て、体液が混ざり水音を漏らす。


「御、形さっ、気持ちいですッ。」


畳に爪を立てた。


「もっと気持ち良くしてあげる。」


無防備な白い頸に、御形は噛み付いた。


雛月は悲鳴を上げ、絶頂に達し御形のペニスを痛いくらいに締め付けた。



「・・・・・キス、したいです。」


労わる様に歯形を舐めると、顔だけで振り返り強請られた。


触れるだけのキスをして一度引き抜き、雛月の体を起こし脚を大きく開かせ当てがうと、飲み込もうと吸い付いて来る。


ゆっくり挿入すると、温かい粘膜に包まれた。


雛月は御形としか経験が無かった。


対して夫の御形は経験豊富で、女の扱いに慣れていた。過去に嫉妬しても仕方無いが憎らしかった。



舌を絡め窒息しそうな程、深いキスを交わす。


御形の首に腕を回し体を密着させ、胸が重なり乳首が擦れ感じる。


腰の動きを早め、奥まで突き絶頂に達した。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る