愛の棲家
「繋がってるところ見える?」
「・・・・・はい。」
のぼせる前に出た。一度、絶頂に達した体は御形の熱を受け入れ、全身を映す鏡には脚を大きく開き、背面座位で繋がる姿が見えた。
「ほら、自分で動いて。」
雛月の腰を撫で、御形は強請る。
雛月はゆっくりと、腰をくねらせ上下に動かす。愛液で滑り摩擦を減らし、粘膜は絡み付き包み込む。
「・・・・・上手。」
「ん、あっ。」
悩まし気に眉を顰めた。
「やっ、あぁッ。」
御形は手を伸ばし、勃ち上がる乳首と赤く充血する秘豆を摘んだ。力が抜け前に倒れそうになる体を、御形が腕を回し支えた。
下から突き上げられ、唾液を垂らし喘ぐ。
「目を逸らさない。」
鏡に映るのは快感に酔いしれ、あられもない姿で雛月は目を逸らすが御形に言われた。
「雛。」
切なさを含む声で呼ばれる。
御形は目に毒だった。
危険な色香を漂わせ、欲に溺れていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます